こんなクズ
こんなクズな日常も忘れてしまえばなかったことになるので、そっとここに残して置く
ベッドから起き上がることもできずに、大学の授業も飛んでしまった今日
最近は自己肯定感のかけらもなく、日々自己嫌悪に陥る日々が続いている
そのたびに酒とヤニに逃げてしまう
アルコールに浸っている時は全てを忘れ去ることができ、これでまた通常運転に戻れる、いや戻ると誓うんだけど翌朝切れてしまった時には「逃げた自分」に対する嫌悪感がより強くなってしまい、そしてまた負の無限ループが始まる
「悩みは書いて解決せよ」と何かの本で書いてあったのでただ思考停止で文字を書いている
今の自分は20歳の大学3年生
一人暮らしを始めて何度かホームシックになり、長期級がが一年間のなかで最大のイベントだった
しかしバイト先が長期休暇はほぼ出勤が条件だったので、長期休暇を迎える直前になってはバイトをやめるようにしてた
大学3年生になり一人暮らしにも、この土地勘にも完全に慣れてきたのでそろそろ固定の長期バイトを始めようとバイトを応募しているが現時点で9連敗
位置情報交換アプリで友人の場所を確認するも、全員バイト先にある
大好きな一個下のあの子もバイト三昧
もちろんバイトがすべてじゃないんだけど、どこかバイトをすることが大学生のような感じがしてさ
そんなことを思うたびに自分の存在に対する疑問だったり虚無感だったりが日々浮き上がってくる
そしてそんな事を思いながら酒とヤニに逃げる
追い打ちをかけるように周りはインターンシップやらOB訪問やらポートフォリオやら訳の分からない言葉を口にするようになってきた
もう就活の時期だもんな
負け癖と頼り癖がついている自分はこれから一体どこに向かって、どんなところに落としどころをつけて納得するのか想像しただけで吐き気がする
アイデンティティのない自分が、自分をもって両親から自立してやっていけるのだろうか
何かの本で「大人の市場に持って行ける武器、アイデンティティ・キャピタルを持て」みたいなことを言ってたけど、そんなの普通にも生きられてない自分にとっては難題すぎる
普通に生きて、普通に子供の学費と家賃を嫌な顔せず支払ってくれてる両親と現状の自分
地平線しか見えない、流れもない、太平洋のど真ん中で一人両親から与えてもらった立派なモーター付きのボートにポカポカと浮かんでいるような日々
待っていても流れが起きて勝手に導いてくれるわけでもなく、誰かが操縦してくれるわけでもない
結局自分で切り開いていくしかないんだよね
現状から逃げてもそれは雪だるま式に大きくなって自分の背中を追ってくると誰かが教えてくれた
そして実家に帰省した時に気の強い祖母ちゃんがこんなことを言っていた
「もし転んでもタダでは起き上がったらアカン。砂利や石でも掴んで起き上がったる」って
そして僕もタダでは起き上がらん
タバコをへし折って3限から出席することにします
そんな平日の午前中でした。