航空障害灯を見て嫌悪感の殴り書き
夏の夜はなぜか実家で過ごした幼少期の夏をベランダで考えてしまいます
コンビニも電車もない地元で過ごしたあの頃が恋しい今
後ろを振り替えたって、最高だったあの頃に戻りたいだなんて、そんなこと死ぬほど考えたってそれは過去
過去は過去
だけど、センチメンタルな夜に一番欲しいのがそれなんだ
午前2時、安らぎを求めてベランダへ
遠くを眺める
ただ遠くを
そしてため息をつく
なんだよあの無機質な赤い航空障害灯は
星よりも明るくて多く輝くあの航空障害灯
眺めてると嫌気がさす
人工的すぎるこのコンクリートジャングルのこの街
夢を追い求めて出てきたこの街
夏なのに蚊取り線香の匂いがしないこの街
孤独なこの街
だけど諦めれねぇこの街
いつか胸を張って立派に両親の前に立てるまでは
何が言いたいかというと最近全くお星さまが見えないのは僕だけですか?
そして今日も「サライ」を聞きながら寝ようと思います
おしまい